私とケモノの10年史(前編・ポケモン編)

やあやあTwitterやSLでお世話になってるひとも、そうでないひともコンニチハ。いっぱしのケモノ好きの玲音と申しますー (・ω・)ノ

さて最近pixivで、「2010絵師進化録」やら「10年進化録」やら、自分の作品を振り返る企画が盛り上がっておりますが、それに感化されて自分もここ10年を振り返ってみようかなと思った次第。ほんとは絵で纏めたらええんやけどねー、練習はじめたの2年前だし、ちょこっとしか描いてないし。
まぁまだ干支を2週する程度しか生きてないので、10年というのは学生時代〜現在とほぼ半分にあたるわけで、わりと恥ずかしい自伝になりそうですがお付き合いいただけたらと思います。_φ(・ω・
ちなみに「前編」と打ってるのは、ポケモンが中心だった2006年までと、SecondLifeというネトゲにはまった2006年以降に分けて書こうと思ったので。まずはポケモン話にお付き合いください。


1996年〜2002年ごろ ポケモンブームの中で

10年史といいながら、この最初の区切りは96年スタートとおもいっきしフライングしてます。というのも、96年という年は「ポケットモンスター赤・緑」の発売という、ケモノを語るうえで絶対外せない出来事があったから。つまり、全国を巻き込んだポケモンブームが始まった年なのです。
ポケットモンスター  緑
ポケモンが発売された年、自分はアニメのサトシと同じ10歳でした。
ポケモンの世界」というファンタジーを冒険する主人公の少年少女たち。動物のような姿でいて、人間と意思疎通をしながら戦うポケモンという存在。そういったポケモンの世界観に魅了され、ゲーム・アニメ・映画を通して冒険を疑似体験するうちに、なにか自分の中にケモノ好きになる種のような、潜在的なものが生まれたように思います。



余談ですが「ケモノ」という言葉を検索すると、いくつかWiki系の百科事典を見ることができます。そのうちニコニコ大百科とピクペディアの2つで、ケモノ系の代表作としてポケモンの名が挙げられていました。
それだけポケモンがケモノというジャンルに与えた影響は大きいと思います。


2002年〜2006年ごろ 人に化けるポケモン、そしてケモノとの出会い

2002年という年は、自分にとって2つの大きな出来事がありました。1つはネットに繋ぐようになったこと。そしてもう1つは、ポケモン映画「水の都の護神 ラティアスラティオス」を観たことです。
劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス [DVD]
映画「水の都の護神」には、人間に化ける能力をもったポケモンラティアスが登場します。
今までの映画にも、ロケット団ニャースや伝説のポケモンなどのように、人語を話せたり意思疎通できるポケモンはいました。しかしラティアスの場合は、ポケモンなのに人間に化けることで「より人間に近い存在」として描かれた、とても魅力的なポケモンでした。
(これ以外にポケモンの中で「人間に化ける能力」が描かれたのは、2010年に登場したゾロアゾロアークだけです。)
ケモノというジャンルの中でしばし種族を越えた恋愛というのが描かれることがありますが、当時の自分はラティアスというキャラクターにいわば異種愛というものを見出したように思います。



そして、ネットに繋ぐようになったのが2002年ごろ。いわゆるネット初心者だった頃なので、そこそこの黒歴史です。最初の何年かはポケモン関連のサイトばっかり見てました。(今も見てるけどね、割合こそ減ったけど)ちなみに一番見ていたのが「2ちゃんねるポケモン板」だったのはここだけの話。
ケモノというジャンルを知ったのもたぶんその辺りだったのかな、具体的にどこだったかは覚えていないけれど。少なくとも自分にとっては、ケモノはポケモンの延長線上でした。
2005年前後にはpixivやFurAffinityのような便利なSNSも無いに等しく、ちまちまと個人サイト回ってたなぁ。


後編につづく?